
「痛みと痺れ、本当に諦めなくて良かった。」
50代後半のNさんからいただいた言葉です。腕が上がらない、肩が痛む、揉んでもらってもまた戻ってしまう。この記事では、そんな肩の悩みを抱えていたNさんの変化と、肩の痛みを「肩だけ」で考えない理由をご紹介します。
※強い痛みやしびれが続く、夜も眠れないほど痛む、けがの後から痛むといった場合は、まず医療機関にご相談ください。ピラティスは診断や治療の代わりになるものではありません。
どこに通っても変わらなかった肩の痛み
Nさんは肩の痛みで腕が上がらず、どこに通っても変わらなかったそうです。
でも、痛みの根っこにあったのは肩そのものではなく、身体の「土台」自体の崩れでした。
- 胸郭の硬さ
- 体幹の不安定さ
ここを整えることで少しずつ肩の可動域は広がり、今ではしびれもなくなり、本来の可動域も上がりました。上の写真は、腕の上がり方の変化です。
肩が上がらない原因は、肩だけとは限りません
腕を上げる動きは、肩の関節だけで行っているわけではありません。肩甲骨が背中の上を滑るように動き、胸郭(肋骨のかご)や背骨も一緒に動くことで、腕は高く上がります。
ところが、背中が丸まり胸郭が硬くなっていると、肩甲骨がうまく動けません。その分、肩の関節やその周りの筋肉に負担が集中しやすくなります。
また、体幹が不安定だと、身体を支えるために首や肩の筋肉が常に頑張ることになり、肩まわりが休まらない状態が続きます。
揉んで楽になっても、また繰り返すのはなぜ?
痛い場所だけを見ても、身体は変わりにくいものです。肩周りを揉んだりして一時的に楽になっても、負担をかけている身体の使い方がそのままだと、また同じ状態を繰り返してしまいます。
本当に必要なのは、身体を“部分”ではなく“全体”でみること。そして、身体の幹(コア)を安定させることです。
ピラティス ルオでの肩へのアプローチ
ルオでは、肩の状態だけでなく、姿勢・胸郭の動き・肩甲骨の動き・体幹の安定・呼吸まで確認し、負担の起点になっている部分を探します。
そのうえで、マシンのサポートを使いながら胸郭や背骨が動ける状態を整え、肩に頼りすぎずに腕を動かせる身体の使い方を練習していきます。痛みのある方には、無理のない範囲で進めます。
姿勢も、体型も、不調も、変わるための本質は1つ。身体の使い方から整えることです。
同じように肩の悩みをお持ちの方へ
1回のセッションで肩の重だるさに変化を感じた50代女性の実例は50代女性の肩の重だるさ・服を着るときのつらさ、デスクワークによる首・肩の不調はデスクワークの首・肩こりと腕のしびれでご紹介しています。
スタジオについては谷町九丁目のマシンピラティスをご覧ください。